50代ともなると、友人間で時々話題にのぼる年金のはなし。
将来年金っていくらくらいもらえるの?
将来必要なお金ってどれくらいなの?
不足分を資産運用で作るには、どうしたらいいの?
皆さん、将来のお金については、「足りないんだか、足りるんだか、余裕なんだかよくわからない」というような漠然とした不安を抱えていることが多いような気がします。
私もそう思っていました。今は、漠然とした不安はほぼ払しょくされ、ある程度安心した気持ちで過ごせています。そのために次のようなことをしていきました。
◆ねんきん定期便で将来どのくらい年金がもらえるか把握する
◆年間生活費と比較してどのくらい不足するのかを割り出す
◆不足分お補うための資産運用のための口座を開設する。
こんなことを、資産運用歴20年ほど、いくつかの投資を経験しかなり大きな失敗もした50代主婦Molly【現在資産運用の含み益1180万円(2022年4月末現在)】が、一周回って辿り着いた自分なりの意見について綴っていきます。
*素人の意見ですので、投資の判断と責任はご自分で行ってください。
*本ブログの免責事項をご確認願います。
「ねんきん定期便」で将来どのくらい年金がもらえるか把握する
毎年お誕生月に「ねんきん定期便」が送られてきているのをご存じですか?
35歳,45歳,59歳の時には封書で、それ以外の時にははがきで届いていますよね。
その中を開いてよ~く見てみてください。(今回は、はがきの例でお話しています)
両面で大きく3項目についてレポートされています。
1.これまでの保険料納付額(累計額) 2.これまでの年金加入期間 3.老齢年金の種類と見込額(年額) |
この中の、3.老齢年金の種類と見込額(年額)が、あなたがが65歳から受け取れる年金の見込み額です。次の写真の手書き赤丸の部分ですね。
ちなみに、1.これまでの保険料納付額(累計額)はこれまであなたが支払った保険料ですから、それをこの年金見込額で割ると何年年金をもらえば元が取れるかがわかりますね。これは60歳まで保険料を納付完了した後に計算することにしましょう。
また、見込み額ですから、確定額ではありません。60歳までの期間いま現在の納付額と同じと仮定して計算されているとのことですので、その状況が変われば年金額も変わってきますし、物価の変動などによっても若干の額の増減はあるようです。
詳しくはこちらを→「ねんきん定期便」の「老齢年金の見込額」(50歳以上の方)が昨年の見込額より減額されています。どうしてですか。
ちなみに、この年金見込額が丸々手に入るわけではありません。この中から
・所得税 ・住民税 ・介護保険料 ・国民健康保険料 ・後期高齢者医療保険料 |
が差し引かれた額が手取り額になります。おおまかなところ、約1割ほど差し引いた額ということです。(*各個人の条件により若干割合は変わります。)
こちらのブログをご覧の方は主婦の方が多いかと思いますが、その場合ご主人のねんきん定期便も合わせて見てみてください。ご夫婦で年額いくらくらいになりそうでしょうか。その額をまず把握してみてください。
年間生活費と比較してどのくらい不足するのかを割り出す
次に、老後自分たちが生活していくのに生活費はどのくらい必要か把握する必要があります。
私がざっとネットで調べたところ、夫婦二人で年間約264万円という記事もあれば約312万円という記事もありました。ゆとりのある生活だと約433万円という記事もありました。このあたりは世帯差がありそうですよね。
きちんと家計簿を付けている方はそちらからすぐに把握できると思うのですが、もし全然付けてないわ、という方でも次のようにざっくりですが割り出すことができます。
①夫婦の年収額(手取り)を書き出す(例:600万)
②①から子供の教育費概算、年間貯蓄額を引く(例:教育費80万円、貯蓄額50万円)
③①から趣味、娯楽費などの贅沢費用概算(例:20万円)を引く
④食費、光熱費、雑費などが現在と夫婦二人とでどのくらい減るかで割り出す(例:ひとまず7割とする)
あとは、住宅ローンなどの残り具合なども考慮してみてください。そうすると、最低限どのくらいあれば1年間暮らしていけるのかがざっくりとですがわかると思います。
上の例でいくと、
{①600万ー②(80万+50万)ー③20万}×④7割=315万円
一番最初に私がネットで調べた金額とそう大差ないと思いますので、まずまず妥当な線ではないでしょうか。
それにプラス、
・旅行を楽しみたい
・趣味を楽しみたい
・孫ができたらプレゼントやお小遣いもあげたい
など、プラスしたい金額はどのくらいでしょう?前述のゆとりのある生活、というやつですね。
この金額と先ほどの年金見込額を比べていかがですか?
おそらく、いくらか不足していることが多いのではないかと思います。
どのくらい不足しているか、ざっくり把握できたでしょうか。
例えば、我が家の場合、夫婦二人の年金見込額と比較すると、年間約100万円ほど足りないという試算になりました。
厚生労働省から発表(令和3年7月30日公表)された最新の日本人平均寿命は男性81.64歳 女性87.74歳(令和2年)とのことでした。
その通りになるとしたら、老後(65歳以降)夫婦二人で生活する期間は我が家の場合(同い年)16年、私一人で生活する期間はその後6年ということになります。でも、ひとの寿命はわからないので、夫婦二人で90歳まで生きることを前提に試算しました。
我が家では、公的年金の他に約2500万円必要ということになります。
これすべて自力で用意しなければいけないわけではないはず。
ご主人の退職金はどのくらいもらえそうでしょうか。
もしかしたら企業年金があるかもしれませんし、企業型確定拠出年金があるかもしれません。
あと私の周りでは、奥様は知らないけれど、給与からの自動引き落としで持株会で投資しているという場合や、財形貯蓄をやっている、という場合もありました。そういうところに数百万~一千万以上隠れている場合もあるのです。
そのあたりも、ご主人に聞いてみるといいですね。
不足分を補うための資産運用のための口座を開設する。
さて、この不足分をどうやって生み出すか。
私は、資産運用で生み出しています。
資産運用を始めるには、まずは証券会社での口座開設が必要になります。
まずは、NISA非課税枠で運用を始めるのがおすすめです。
<Mollyおすすめ証券会社>
◆楽天証券
ようやくここまで辿り着いたところですが、今日は長くなりましたので、口座開設後のお話はまた別途させてください。すみません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^)
テキトー主婦のMollyでした。
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