こんにちは。テキトー主婦のMollyです。
雨ですね。寒いですね。
桜の開花が、遅れているとか。
今年は、東北のふるさとに桜の時期を狙って帰省することを考えています。
既に、仕事のシフトをずらしたり友達とも会う予定を入れたりしているので、もう日程はずらせない💦
今週末から暖かくなってきそうですから、なんとかちょうど咲いてくれるといいのですが。
と思いながら、毎日天気予報をガン見しています。
長生きリスクには日本用にカスタマイズを
前回、こんなことを書きました。
話題にしているのはこちらの本です。
とーっても共感した『DIE WITH ZERO』ではあるのですが、この本の筆者はアメリカ在住のアメリカ人ですので、私達日本人は日本用にカスタマイズする必要がありそうです。
まず一番気になったのは、人間誰しもいつ死ぬかわからない、という点についてどう考えるかです。
一応、日本人の平均寿命(男性81.05歳、女性87.09歳(厚生労働省の「簡易生命表(令和4年)」)というのは定期的に公表されていますが、自分もその年齢まで生きられる保証はありませんし、それよりずっと長生きする可能性もあります。
日本の年金制度は素晴らしく、生きている限りずっともらえる終身年金ですが、年金だけでは暮らせないという実情があります。
資産ゼロで死ぬことを念頭に
自分の命はおそらく平均寿命くらいでしょうね
と想定し資産ゼロになるようにお金使っていて、いざそれ以上長生きしたとしたら・・・老後破綻になってしまいます。
もちろん、長生きすることは素晴らしいことです。が、老後資産という観点で考えると早く死ぬことより長く生きることの方がリスクになります。これを長生きリスクというそうですね。
こちらの本には、長生きリスクに対しては長寿保険という長生き支援の年金保険に入ればいいと書いてありましたが、これは日本でいう低解約返戻金型保険のことらしいです。生きている限りお金がもらえるので長生きすればするほどお得という保険です。
ただし、掛け金は高めですし、早く亡くなった時の解約金は低めで元がとれず損をしてしまいますから、私にはあんまりいい選択とは思えませんでした。
なので、私はNISAで「自分年金」を作って対応する方がいいと思います。
NISAで作った「自分年金」の運用の仕方
NISAが「自分年金」になる
もういろんなところで取り上げられていますが、65歳以上の日本人夫婦の平均生活費は268,508円/月(総務省「2022年家計調査」より)とのこと。
これに対して、65歳以上の夫婦(夫会社員、妻専業主婦)の平均年金受給額が約21.3万円ということですので、月当たり55,000円不足する、というのが現在言われている老後2,000万円問題です。(5.5万/月×12カ月×30年間)
この説の通りだと仮定して、夫婦で年金以外に月55,000円の収入があればいいのですね。
どちらか先に亡くなることを想定してお金は各々で用意した方がいいと思うので、夫婦それぞれに年金以外で30,000円/月の収入を得ることを考えてみたいと思います。これをNISAで「自分年金」として作ってみましょう。
いま、楽天証券など多くの証券会社のNISA口座には、定期売却機能というものがあります。
資産運用を継続しながら、毎月資産を取り崩して自分の銀行口座に出金できるんです。
これを使えば、NISAで800万円を作っておけばそれを年利3%で運用しながら65歳から100歳まで(人生100年時代にちなんで終わりを100歳にしてみました)取り崩すと、ひと月当たり約30,000円が銀行口座に振り込まれることになります。「自分年金」30,000円/月の出来上がりです!
この機能では、資産運用しながら取り崩せるので30,000円/月という金額になるんですね。全く資産運用しない(金利0%)で取り崩した場合は19,000円/月にしかならないので、資産運用しながら取り崩せる定期売却機能は素晴らしい機能だと思います。
NISAで作った「自分年金」なら、想定した100歳より早く亡くなってしまっても積み立てた分のお金は残ります。そのお金は遺族に相続すればいいですよね。低解約返戻金型保険よりずっといいのではないかと思います。
NISAでの「自分年金」原資の作り方
では、65歳までに800万円をNISAで作るにはどうすればいいか。
たとえば、50歳の方なら65歳まで、年利5%の金融商品を毎月31,000円つみたてNISAで積み立てればいいのです。
毎月31,000円も積み立てるなんて無理無理!
とお思いの方もいるかもしれませんが、捻出する方法は結構あるんです。
まず、普通預金に使わないお金がごっそり入りっぱなし、ということはありませんか?
↑にも書いてありますように、使う予定が無いお金はNISAの原資に回すのがいいと思います。
また、普通預金じゃなくても定期預金にどっさり預けっぱなし・・・という方も結構いらっしゃいますね。
定期預金については金利上昇していくというニュースも出てきていますが、それでも資産運用ほど増えないと思います。
なので、そちらも当面使う予定が無い場合は、解約してNISAの原資の回した方がお金が活かせると思うのです。
そして、
普通預金にもないし定期預金も無いわ~
という人は、
↑にも書いてありますように、
1.使っていないサブスクリプションの解約
2.スマホの契約見直し、変更
3.保険の見直し、解約
4.支払い方法を工夫する
などで、少しでも資金を捻出することができると思います。
以上が私が考えるNISAで「自分年金」の作り方です。これができれば、生活費は死ぬまで賄えるわけですから、あとはそれ以外の資産をできるだけ有効に使うことを考えていけばいいわけです。
なお、資産には現金や金融商品以外にも、自宅などの不動産、車や貴金属や骨董品なども含まれます。それを一度洗い出してみると・・・資産って結構あるかもしれませんね。
*リスク商品には価格変動がありますので必ずしもこの金額になるとは限りませんことをご了承願います。
「自分年金」どのくらいあればいいのかは人それぞれ
上記は、国が想定したモデルケースで考えた「自分年金」ですが、本来はひと月の必要生活費はひとそれぞれですし、公的年金以外の収入もひとそれぞれですよね。
そのあたりは、やはり自分用のライフプランを考えキャッシュフローを作成してみるのがおすすめです。ご自分で作るのが難しい場合は、ファイナンシャルプランナーの手を借りるものひとつでしょう。
ひとによっては、国の想定ほど生活費かからないよ、という人もいるでしょうし、公的年金以外に個人年金保険や企業年金があるという人、家賃収入や配当収入がある、という人もいると思います。
そうなると、「自分年金」は30,000円/月も必要ないですしね。
また、つみたてももっと早い年齢から始めたり、運用利回りがもっといい金融商品にしてみたり、とすると月当たりの積立額はもっと抑えられますし、このあたりはやはり自分用のキャッシュフローを作りながらカスタマイズしてくのがいいと思います。
ちなみに、私の場合、祖母が101歳まで生きましたから、100歳以上で想定しておこうと思います。現在日本で最高齢の方は115歳らしいですね!
何歳まで想定しておくかが悩ましいですね💦
ひとまず105歳くらいまで想定しておこうかな💦
これが私流『DIE WITH ZERO』の実生活の落とし込みです。
ちなみに、『DIE WITH ZERO』を自分の人生にどう落とし込むかを考えるにあたって、次のような疑問がわいてきました。わいてくる疑問はやはり人生のリスクについてですね。
①現在の住まいに最後まで住み続けるのか
②生活費は歳をとるごとにどう変化していくか
③夫婦のうちどちらかが先に亡くなったらそのあとの収支はどうなるか
④病気になったり介護が必要になったりしたときのお金はどう工面するか
そのあたりについては、また別途書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
テキトー主婦のMollyでした。
*実施の判断はご自分の責任でお願いします。
*本ブログの免責事項をご確認願います。
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