長生きリスクを考えると老後は終身で入ってくる収入がやっぱり必要と痛感

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実家のこと、母のこと

こんにちは。テキトー主婦のMollyです。

年末年始ムードもそろそろ終わり、通常モードに入りつつありますね。

我が家では、年末年始、東北で一人暮らしをする母が来ていて2週間ほど一緒に生活しています。

今までは父のこだわりが強く、私達一家と弟一家が年末年始に東北まで出向いて年末年始を過ごしていたのですが、家が木造一戸建てなので寒くて寒くて(^^;

それに、子供たちも大きくなり、なかなか年末年始2泊や3泊、遠方まで日程合わせて出向く、ということも難しくなってきていますし・・

よって、父亡き今、今年初めて母も年末年始を暖かいこちらで過ごしてみました。

二週間も一緒にいると、母の事、実家の事を話したり考えたりする機会が増えますね。
今日は、それにちなんで老後のお金について、私が感じていることを書いていこうと思います。

まずは私の祖母の話ですが

実は、父の母つまり私の祖母は、いま齢100歳にして元気です。もうすぐ101歳になろうとしています。

私の実家は三世代同居で、母はずっと外で働いていましたので、私はおばあちゃん子でした。

現在、祖母は実家の近くにあるケアハウスにてお世話になっています。

まだ父が存命の時に入所したのですが、2021年末に父が亡くなり、その後もずっとそのケアハウスにお世話になっています。

今回はお金の話ですので、費用面をぶっちゃけますと、毎月の施設使用料が125,000円、それ以外に諸々雑費合わせて月に14万円くらいかかっているようです。
それでも、東北の田舎町なので安い方なのかもしれませんね。
施設も新しく広く、懇切丁寧な対応でとても大事にしていただいていて、この金額は都会ではありえないのかもしれません。

祖母の収入は年金のみ手取りで月3万円弱
もともと農家の嫁ですから老齢基礎年金(国民年金)のみなのですが、それにしても少なすぎますよね。途中納めていない期間があるのでしょうね。

そういうわけで、月11万円ほど持ち出しになっているんです。

父の存命中は夫婦二人で十分な年金をもらっていましたので、あまり気にしていなかったようなのですが、父亡き今、この費用が母のお金の不安の要因の一つのようなのです。

そもそも20年近く前、祖父が亡くなった時に祖母は遺産放棄して父がすべて相続したわけですから、父の遺したお金の中から祖母の老後のお金を出すのは当たり前だとは思うのですね。

そのことは母も頭ではわかっているのですが、体感として年間130万円以上通帳からどんどんお金が減っていくのがやはりなんとも心もとなくなるのでしょうね。これまでお金に無頓着に生きていた母です。これから先どのくらいのお金が必要なのか、自分がどのくらいあればひと月生活できるかもよくわかっていなかったのですから。
とにかく将来の展望が見えなくなり、ただただ不安みたいです。その気持ちは理解できますよね。

正直、残された母が

お父さんが残してくれたお金もあとどのくらい持つのかしら・・・

と思ってしまうのも無理はないと思うのですね。

これがいわゆる「長生きリスク」というやつか!と、私も初めて実感したわけです。

祖母を実家に連れ帰るとか、もう少し費用がかからない施設を探すとかいくつか手立てはあるかとは思うのですが、もう100歳過ぎているし今からどこかに移ってもらうのも祖母の負担になるだろうしなあ、と。まあ、私の計算では、当面なんとかなる程度だとは思っているんですけど・・・。

とまあ、実家のそんな様子を見ていて、老後のお金について私が感じたことを次から書いていきたいと思います。

老後は終身自動的に入ってくる収入がやっぱり必要

対して、母については55歳まで正社員として働いていましたので、企業年金や父の遺族厚生年金と合わせて手取りで月あたり20万円ちょっとの年金をもらっています。持ち家ですし、借金もありません。今のところ、年金だけで余裕で暮らせていると思います。

もし将来、例えばいま祖母が入っている施設にお世話になることがあるとしても、資産を切り崩さなくても、自分の年金だけで十分賄えます。

いくら長生きしても、金銭面での「長生きリスク」がほぼ解消されているわけです。

これって安心なことですよね。自分も、家族も。

ひとが亡くなる順番ってだれも予測できないもの。

父だって、まさか母親を残して自分が先に逝ってしまうとは思わなかったはずです。

ちょっと前までは私

ある程度の金融資産があれば、それを切り崩していけば老後は大丈夫でしょう

と思っていたんです。
でも、このような実家の実情を目の当たりにして、

金融資産を切り崩さなくても生活できるだけの、終身自動的に入ってくる収入がやっぱり必要!

と思いが変わったんです。
この、金融資産を切り崩さなくてもというのがミソ。
どのように切り崩すかを自分で判断できるうちはいいです。
でも、判断できないほど高齢になって、それでも長生きした場合は、我が子なのか孫なのか、誰かが管理することになるとしたら・・・。

それにより家族も「いつまでお金が持つんだろう?」とハラハラすることにならないかな。

「長寿を喜んであげられないなんてなんて非情な」と思うかもしれませんね。
もちろん、長生きってありがたいことです。
でも、それだけでは済まない、お金の問題が入ってくると、切実な問題なんですよね。

それが、私が両親や祖母の様子を見て、痛感したことでした。

終身自動的に入ってくる収入をつくる

以前のこの投稿の中で↓

将来の生活費をシミュレーションしてみた部分を切り出してみます。

◆55歳~70歳

◆71歳~95歳

これを見ると、長生きしても夫婦二人揃っていれば、年金だけでもなんとか生活できそうだと思っているのですが、今のところ日本では一般的に女性の方が長寿ですよね。
うちは夫婦同い年ですので、どうしても私の方が長生きする確率の方が高いわけです。

そうなると私ひとりで、私の年金+夫の遺族厚生年金で生きていくことになります。

それを考慮して、上記の投稿でも私の年金受給は5年繰り下げてはあるのです。
受給を5年繰り下げることで年金額は42%増額されるとのこと。
(ひと月繰り下げるごとに額0.7%増されます。1年繰り下げで8.4%増額です。)

この条件下で、私の方が長生きしたとして夫の遺族厚生年金と合わせると手取り158,000円/月ほど(税抜き後)になりそうです。

これに私の企業年金14,500円を加えると172,500円/月。足りるのかな?

ざっとネットで調べてみましたら、高齢者の女性一人暮らしの生活費は13万円とも16万円ともありました。
持ち家もありますし、自立して生活できるうちは172,500円/月で足りそうな気もします。

でも、高齢者施設に入るようになったら首都圏ではこれでは賄えないと思うんです。

よって資産運用の分配金,配当などのインカムゲインで、終身自動的に入ってくる収入を作れたらなあ、と思っているんです。

今のところ、我が家のインカムゲインはまだ1万5千円弱ですけれど。
詳細は前回の投稿をご覧ください↓

目標は5万円

本当は、物価上昇も見込む必要があるんですけれどね。
2022年は30年ぶりの3%台の物価上昇だったということですが、今後はどのくらいになるのでしょうか。
このあたりはもうちょっと調査してみないといけないですね。

ちなみに、もし夫の方があとに残ったとしても、夫の年金収入は20万円ほどになります。まずまずですが、もし高齢者施設に入るとしたら、やはり月額としては足りないのでしょうね。

そういうわけで、とにかく私が、分配金,配当などのインカムゲインを増強する必要があると思ったのは、こういった実情を痛感したからなのでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

テキトー主婦のMollyでした。

*素人の意見ですので、実施の判断はご自分の責任でお願いします。
*本ブログの免責事項をご確認願います。

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