こんにちは。テキトー主婦のMollyです。
三寒四温の日々ですね。
激しい寒暖差で、体調崩している方も多いようですね。
この季節は、卒業や就職や転居など生活の変化が多い時期ですから、精神的にもいっぱいいっぱいになりがちですよね。
こんな時こそ、ゆっくりと自分を労り家族を労り、「なんとかなるさ」の精神で過ごしたいと思います。
50代パート主婦『DIE WITH ZERO』を読んでみた
さて、『DIE WITH ZERO』という本は既にお読みですか?
だいぶ前から話題になっていましたから、読んでいる方も多いかもしれませんね。遅ればせながら、先日私も読んでみたんです。
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会社経営やファンドマネージャーなどいくつもの経歴を持つ筆者が、後悔しない人生を歩むための「お金の使い方」を教える一冊とのことですが、なにより本の帯に記された「ゼロで死ね。」という言葉の強烈なインパクトに引き寄せられて手に取った方が多いのではないでしょうか。
50代パート主婦の私、筆者とは経歴も経験も全く違いますがが、読んでみて・・・
めっちゃ面白かった!
俄然やる気が出た!
と思いましたので、今日はそれについて書いていこうと思います。
この本のタイトルをそのまま訳すと、死ぬちょうどそのときに資産を使い切りなさい、ということなんですが、実は、お金を使い切ることが目的ではなく最大限幸せな人生を送るためのお金の使い方を指南する本でした。
ざっくり内容を私なりに紹介させていただくと・・・
実際多くの人は、死ぬその時に資産最大額にして人生を終えるんだそう。つまり、老後を心配するあまり、節約することにばかり囚われ楽しみを我慢したままお金を残して死んでいく人がほとんどだ、と。もし、1000万円残して死んでしまったら、その人は1000万円稼ぐのにかけた労働を無駄にしたことになる。
私達は老後のために生きているのではないのに、人生の楽しみを十分に謳歌せず、結局老後のために働いてしまっている、と。
「定年退職したら・・・」とか「もっと時間ができたら・・・」と考え楽しみを先送りしているが、いざその時になったら老い過ぎて身体が思うように動かなかったり、気力がなくなってしまって時既に遅し、となってしまう。
若く楽しめる時に、気力が満ちているうちに、やりたいことをやるためにお金を使い満足して死ぬのだ!
・・・と、まあ、こんなような感じだと解釈しました。
一言でいうと、すごーく共感しました。
というのも、近年、まさに私もそう思っていたからです。
なので私自身、最近では「人生でやりたいことリスト」を作っていて、できることからやり始めていますし、夫にもそう勧めています。
でも、可愛い我が子に少しでもお金を残してあげたいじゃない?
という考えをお持ちの方も多いと思うのですが、この本の中では
我が子にお金を与えるなら死ぬのを待たずに生きているうちに!
ということなんですね。
人生100年時代と言われていますが、仮に100歳で亡くなったその時子供は既に70歳くらいですよね。70歳でお金を与えられたとしてもどうでしょう。もうあまり有効には使えなさそうですよね。
だとしたら、我が子が本当にお金が必要なうちにお金を与えて、夢を叶えるためとか教育費とか住宅費用とかそういうことに最大限有効に使ってもらった方がいい、ということなんですね。
さてここで、以前内閣から発表された資料を紹介します。この資料にもありますように、日本の金融資産の半分以上は60代以上の高齢者が保有しているんですね。
~資産所得倍増に関する基礎資料集 (令和4年10月内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局)
つまり、いまの日本では高齢者から高齢者へお金が渡り、それがさらに高齢者に渡り・・・という構造になっているんですね。おまけに資産を残し過ぎると相続税として結構な金額を国に持っていかれてしまいます。なんだか日本人、あまり上手にお金を使っているとはいえないのではないでしょうか。
そうは言っても長生きリスクにはどう備える?
若く楽しめる時に、気力が満ちているうちに、やりたいことをやるためにお金を使い満足して死ぬのだ!
という考えには賛成なのですが、でもやはり気になるのは、人間、何歳まで生きるのかわからないということ。
ちなみに、いまの日本の平均寿命は男性が81.05歳、女性が87.09歳(厚生労働省の「簡易生命表(令和4年)」)だとか。
先日亡くなった私の祖母は101歳でしたから、人生100年というのもまんざら机上の空論ではなさそうです。
この本の中では、長生きリスクに対しては長寿保険で対応するとありましたが、日本ではニッセイ 長寿生存保険(低解約払戻金型)、かんぽ生命長寿支援保険などがそれにあたりそうです。
ちらっと見積もってみましたが、これが月当たりの払込保険料は結構な金額になりそうでちょっと疑問なんです。
では、私はどうやってこの本を実行に落とし込もうか・・・
それについては、次回以降に書いていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
テキトー主婦のMollyでした。
*実施の判断はご自分の責任でお願いします。
*本ブログの免責事項をご確認願います。
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