<墓じまい物語>総費用出ました!納骨法要まですべて完了しました

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実家のこと、母のこと

こんにちは。テキトー主婦のMollyです。

今日は、夫は職場の忘年会なそうです。
感染予防をしながらも、だいぶ普通の生活に戻ってきていますね。

そんな暮れも押し迫った先週末、なんとクリスマスイヴの日に、母の実家のお墓の墓じまい最後のステップを行いました。

これまでの経緯を順番に貼り付けますね。

ちなみに墓じまいのことを改葬というそうですね。改葬業者さんによると、改葬手順は次のとおりだそうです。

➀関連者で意識合わせをする

➁引っ越し先の霊園、納骨堂を決める

➂現在の墓地管理者(お寺)へ墓じまいの旨申し出る

④改葬申請書を現墓地の市町村へ提出する

⑤改葬許可書の交付を受ける

⑥「魂抜き」の儀式を執り行い、お骨を取り出す

⑦引っ越し先霊園・納骨堂へお骨を納める

⑧現墓石解体、撤去工事をし墓地を返還する

今回は、⑦引っ越し先霊園・納骨堂へお骨を納めるを行いました。
前回まで、これを魂入れと書いていたのですが、魂入れとは言わないそうです。仏教では魂入れというのは、位牌に魂を入れることなんだそう。

なので、今回のことは納骨法要というそうです。

更に、後日、石材店から⑧現墓石解体、撤去工事をし墓地を返還するのが完了した旨連絡をいただきました。

よって、母の実家の墓じまい、今回を持ちましてすべて完了しました。合わせて総費用も公開したいと思います。

改葬先での納骨法要を済ませました

お世話になったお寺での魂抜きを終えてから、お骨が末叔母の家にゆうぱっくにて届いたのは、12月13日のことでした。

末叔母からその旨連絡をもらった私は、改葬先となる納骨堂へ電話をかけました。

宗派を告げその宗派のお坊さんにお経をいただき納骨法要をしたい、とお願いすると、お坊さんの予約が取れる日にちをいくつか提案されました。

その中でも、関連者の日程が合いそうな日がクリスマスイヴだったわけです。

改葬先からはまず、できるだけ早く故人の写真を持参して欲しい、と要請されました。
その写真を使いお参りブースモニターに映し出す画像を用意するそう。
写真は末叔母が持っていたので、早速納骨堂に持って行ってもらいました。

数日後に私のもとに法要詳細を記した封書が届きました。

法要に持参する物は次の通りとのことでした。

納骨堂使用承諾書
 契約時に納骨堂からもらったもの 

改葬許可証
 先日魂抜きの後市役所から発光してもらったもの

 

契約者印鑑
 契約書は末叔母

 

お骨
 末叔母の家に届いてあるお骨を持参してもらいます

お布施 6万円
お経の際、何人の名前を読み上げるかで値段が変わるとのこと。
1名(例えば〇〇家と読み上げるのでも1名扱いとのこと)だと2万円だということで、それでもよかったのですが、せっかくなので、名前がついている者(5名中1名は胎児で名前が無いので)4名の名前を読み上げてもらうことにしました。
そうするとお布施は6万円とのこと。ん?計算がよくわかりませんが、単純に4倍すると8万円になりそうなものですが、それより安いのでよしとしましょう。

納骨に関する費用
 本堂使用料、納骨手数料、粉骨手数料、洗骨手数料
 実際のお骨の量を見て、請求額が決まるとのこと。

以上を持参して、当日13時に納骨堂に集合したのは、母のすぐ下の叔母とその長男、末叔母とその長男、そして私の5人でした。
母は、東北の実家から今回は来れないとのことで、私が代理を務めることにしました。

まずは事務手続き

必要書類お骨を係の人に渡しました。
少しして、お骨の量から請求額が決まりました。

本堂使用料(法要を執り行うため) 11,000円
納骨手数料 2柱分(*)     11,000円
粉骨手数料            55,000円
洗骨手数料            33,000円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
合計              110,000円

(*)全員のお骨が一緒くたになっているので、誰の骨とも見分けがつかない状態です。よって、その骨を二つに分け納骨することにしました。

こちらは、母が持つということで母から言われていたので、とりあえず私がクレジットカードで支払いました。

納骨法要

事務手続き後、本堂に移動しました。

祭壇にお骨を置き、参列者が座席に座ると程なくしてお坊さんがいらっしゃいました。

法要が始まる前に、末叔母の方からお坊さんにお布施をお渡ししました。

お経を上げていただき、皆で焼香をし、しめやかに法要が終わりました。
全部で30分弱といったところでしょうか。
ちゃんと4名分の名前を読み上げていただいたのも確認できました。

納骨

その後、係の人に促され参拝用の個室に移動しました。

部屋の奥にお花が飾れた台があり、その上に豪華な布張りの箱が置いてありました。

係の人が、台の上の箱の中に、おごそかにお骨の袋を入れ蓋を閉めました。

参列者で再び順番に焼香しました。

焼香が終わり係の人が

こちらからお骨をお預かりします。

と言うと、箱の後方の扉が開き、お骨が入った箱が自動的に扉の中に移動しました。(自動に見えたけれど、誰かが操作していたのかも??)
静かに扉がしまい、お骨が入った箱は姿を消しました。

これで無事納骨が完了しました。

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石材店から墓石解体撤去の請求書が来ました

先日の魂抜きが完了した後の墓石の解体、撤去が完了した旨の連絡が、石材店から封書で母のところへ届きました。

請求書とともに、墓石が無くなり土台だけになった墓地の写真が同封されていました。

墓石解体・撤去作業   40万円
お骨取り出し作業料    1万円
サービス        ー1万円
消費税          4万円
━━━━━━━━━━━━━━━━━
合計          44万円

お骨取り出し料、ゆうぱっく配送料ともにサービスしていただきました。ありがたいです。

請求書送付は年明けかも、と言っていたのでそう思っていたのですが、年内にすべて完了できて良かったです。

総費用が出ました

以上より、今回の母の実家の墓じまいの総費用がでました。

<お墓があったお寺に払った費用・・・合計21,000円
◆お布施       20000円
◆改葬申請書作成費用  1000円

<石材店へ払った費用 ・・・合計440,000円
◆墓石解体・撤去料    440000円

<市役所へ払った費用・・・合計1,500円
◆改葬許可証発行料  1500円

<納骨堂に払った費用・・・合計680,125円
◆契約金    510,125円
◆お布施     60,000円(お坊さんへ)
◆納骨用費用  110,000円

以上から、

21,000円440,000円1,500円680,125円
総費用 1,142,625円

でした。

いかがでしょうか?

実は、この墓じまいに取り掛かる前には、母と
「300万円くらいかかるかね~」

なんて話していたのでした。

思っていたよりも安くできたなあ、というのが私達の感想です。

でも、費用よりも何よりも、墓じまいという滅茶苦茶難儀なテーマを完遂できた、ただそのことが

「本当に凄い!よくやった!えらいぞ私!」

と思います(^^; 手前味噌ですが(^^;

母達三姉妹は、やはり慣れ親しんだ地から墓地を移したこと、海が見える墓地を買った両親の気持ちを想像して、やはりおセンチになってはいましたが、やっぱり今後のことを考えても、これでよかったと思ってくれているようです。

それに以前よりご先祖様が近くになったので、叔母達も私もすぐにお参りに行けますしね。

なにより、ご先祖の皆さんが新しい地で安らかに眠れますように。
それが一番ですね。

以上を持ちまして、母の実家の<墓じまい物語>は完結です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

テキトー主婦のMollyでした。

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