夫に会社辞めていいよと言った話~早期退職の退職金を試算してもらいました

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早期退職検討中

こんにちは。テキトー主婦のMollyです。

先日は、勤労感謝の日がありましたね。
我が家でも家族のためにいつも働いてくれているパパさんに、感謝を込めて焼肉を食べに行き、ケーキを買いました。

さてさて、そんな我が夫現在54歳なんですが、一般的にいったら定年退職まであと6年。
このご時世、更に65歳までは働く人も多いですよね。ひとによっては70歳くらいまでも。

先日、そんな夫に私「会社辞めていいよ」って言っちゃったんです。
今日は、そのことについて書いていきたいと思います。

「会社辞めていいよ」と言っちゃった

夫は、新卒以来ずっと同じ会社で働いています。
その仕事柄なんだと思うんですが、入社以来ずっと激務ですね。

実は、私も同じ部署で働いていたので(社内結婚なのです(^^; )、だいたい職場がどんな感じかはわかっているつもりです。
夫は無理難題を調整する役回りをすることが多く、責任も伴いそのストレスも結構なものだということは察することはできるのですが、あまり感情が出ない淡々とした性格でいつも飄々としているので、最近は割り切ってそれなりにうまくやっているんだ、と思っていました。

さて、今年の春のこと。
夫婦で夕飯を食べているとき、珍しく、夫の仕事の話になりました。
仕事で面倒なことが起こっていて、その調整が難航している、と。
同じチームの人たちも皆同じように激務が続き、かなり追い込まれているというのです。

笑いながら冗談ぽくではありますが、

「誰か病んじゃうかもね。死人が出たりして・」

とか言うんです。

私「え!?パパも?」
夫「うん、俺も」
と。

これはヤバいか!?

思えば、家族のためにこれまで恐らくいろんなことを我慢してくれていた夫です。

釣り、サーフィン、車、パソコン製作等々・・・
本当は好きなことがたくさんあって、独身時代はそれらの趣味に没頭してお金もつぎ込んできていたようでしたが、結婚してからは家庭第一でやりたいことを諦めてくれていたんだと思うんです。

珍しく弱音を吐く夫に、私思わず

「パパ、もう仕事辞めていいよ
まったく働かないってわけにはいかないだろうけど、ゆる~く少しだけ稼いでくれれば大丈夫じゃないかな。
これからの人生は、パパも好きなことして人生楽しみなよ」

と言っちゃったんです。

この時期(今年の春くらい)は、ここ数年の世界経済の上昇気流に乗って我が家の資産運用も好調だったので、私もだいぶ気が大きくなっていのは事実です(^^;
世の中では、FIREとかサイドFIREとかいう話も耳にしますし、資産運用の運用益があれば、そんなに頑張って働かなくてもなんとかなりそうだな~、と思ったんですね。

私自身、昨年末に75歳で父を亡くしまして、いつまで生きれるかなんて誰にもわからないし、やりたいことを先送りしないで後悔の無いように楽しい人生を送らなきゃ!と思っていた矢先だったということもあります。

私自身は割と好きなこと(観劇など)を自由にさせてもらっていたので、夫にも後悔しない人生を送って欲しいな~、と思ったんです。

そして、私のテキトー精神
「なんとかなるさ」
で、実際に経済的に本当にやっていけるかどうかもわからないのに、

「会社辞めていいよ」

と口から出ちゃったんです。
夫も、その時なんだか表情が明るくなったような気がしたので、よかったな~、と思いました。

でも、その後5月あたりになって株式市場に暗雲が立ち込めて、我が家の資産運用も伸び悩む事態になり、なんだか不安になって来たんです。

退職金を試算してもらいました

夫の会社では早期退職を募っていて、56歳(?)までに退職すると退職金に年収の1.5倍分の支援金が上乗せされるとのこと。

ひとまず夫に、早期退職した場合の退職金の試算を総務課に試算してもらうようにお願いしました。

ちなみに、日本の一般的な退職金を調べてみました。

大企業の平均退職金額(男性)

大学卒 2,230万4,000円
高校卒 2,017万6,000円

出典:厚生労働省(中央労働委員会)「令和3年賃金事情等総合調査」
調査の実施期間:2021年8月2日~9月13日

中小企業の平均退職金額(モデル退職金)

大学卒 1,118万9,000円
高校卒 1,031万4,000円

~出典:東京都産業労働局「中小企業の賃金・退職金事情(令和2年版)」
調査の実施期間:2020年7月31日時点
調査対象企業:都内中小企業

いずれも新卒から満期(60歳)まで働いた場合の退職金ということですので、早期退職した場合は、その分減るのは当然のことですね。
我が夫の会社は、いわゆる大企業と言われているところですが、退職が6年早くなると、これがどのくらい変化するのかはやはり実際に試算してもらわないとわからない部分です。

お願いしてから数週間後、夫が一枚のA3用紙を持って帰ってきました。

それは、もし今年の年末に退職した場合の退職金試算結果がわかりやすく記載されていました。

夫の会社の退職金は、次のような構成になっているようです。

①退職金
➁企業年金(第1年金、第2年金)
➂確定拠出年金

①➁が計算により記載されていました。

➂については、各自の運用状況により金額は異なります。我が夫の場合、こちらの商品も結構攻めたもので運用していたので、結果として現時点で年利約10%くらいに増えていました。

上記プラス支援金として1.5年分の年収が追加されるはずなので合計すると、退職が6年早くなっても前述の一般的な60歳の退職金よりはいくらか多い金額を受け取れることがわかりました。

ん?行けるかな?

サイドFIREに必要な金額は?

一般的に、FIRE(Financial Independence, Retire Early)つまり完全リタイアに必要な資産は、年間生活費の25倍と言われていますね。
資産を4%の利率で運用して得られる利息で生活する、ということですね。

前述の退職金と我が家の総資産を合計したものが、いまの年間生活費の何倍か計算してみました。

残念なことに、10.5倍でした・・・(~_~;)
(これは、教育費は除きます。教育費は我が家ではすでにジュニアNISAで別枠で確保してあります。)

ただ、現在我が家は、私のテキトーぶりのおかげで節約を考えずほぼ好き放題生活しているので、引き締めどころは結構あります。
おもに外食費含めた食費を引き締めれば、約13倍くらいにはなりそうです。
それくらいは、もちろん頑張りますよ。

では、サイドFIREでは行けるのか。

・・・・・行けそうですね!

でも、完全リタイアではないので、やっぱりいくらか別の所で働いてもらう必要はありますが。

「パパ、会社辞められそうだよ。いつ辞めてもいいよ。
でも、今ほどではないけど、少し働く必要はあるけどね(^^;!
私もパートで働いてもいいし。」

いろいろな計算結果を持って、私は夫に言いました。

続きは、また後日書きたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

テキトー主婦のMollyでした。

*素人の意見ですので、実施の判断はご自分の責任でお願いします。
*本ブログの免責事項をご確認願います。

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