失業手当の日額上限額が誤っていましたので訂正しました。7177円→8355円
45歳以上60歳未満 | 8,355円 |
---|---|
60歳以上65歳未満 | 7,177円 |
また、夫が言うには、支給日数150日間の【自己都合退職】一般の離職者に当たるのではないかとのことなので、その訂正も加えました。
表.自己都合退職の場合等の給付日数
被保険者であった期間 | |||||
1年未満 | 1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 | |
---|---|---|---|---|---|
全年齢 | ― | 90日 | 120日 | 150日 |
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こんにちは。テキトー主婦のMollyです。
先日、夫に「会社辞めていいよ」と言った話を書いたら、今までにない数のアクセスをいただき驚いています。こちらの投稿です。
皆さん、それだけ早期退職にご興味がおありということでしょうかね。
前回は、総務課にお願いして早期退職の場合の退職金を試算してもらったことを書きましたが、その後、夫、
「なんだか、上司が優しくなったような気がする」
一応こういうことは人秘だそうなのですが、漏れているのでしょうかね(^^;
まあ、それはそれで良かったですな。
とにもかくにも、現在54歳の夫、年金受給まで少なくとも6年あるわけで、その間の生活の見通しは立てておかねば、と思いましてその後色々調べてみました。
今日は、その中でも失業手当の話を書いていこうと思います。
失業手当はどのくらいもらえるのか調べてみた
失業手当をもらえる条件はいくつかありますが、入社以来30年以上同じ会社で働き続けその間ずっと雇用保険を払い続けている夫は、条件はクリアしています。
失業手当は、失業の理由によって次の3通りあり、それぞれ支給開始時期、支給期間が異なるというのです。
①【自己都合退職】一般の離職者の場合
➁【自己都合退職】特定理由離職者の場合
➂【会社都合退職】特定受給資格者の場合
①というのは、一般的に会社を辞めるひとがこれに当たるようです。(マイナビ転職より)
➂は、会社が倒産してしまったような人。
夫が検討しているように、「企業の人員整理などで、希望退職者の募集に応じて離職した人」は➁【自己都合退職】特定理由離職者に当たるとのこと。
夫の場合は、①【自己都合退職】一般の離職者に当たるようです。
①の場合、離職後7日間の待機期間の後も約2~3カ月の「給付制限」が設けられており、その間は失業手当はもらえないみたいです。
それ以外の➁➂の場合は、離職後7日間の待機期間後すぐに失業手当がもらえるとのこと。
つまり夫も、➁に当たることになりますので、離職しても7日間たてばすぐに失業手当がもらえる、と。
では、実際どのくらいもらえるのかといいますと、➁➂の場合は、次の表のようになるようです。
表.会社都合退職の場合等の給付日数(特定受給資格者、一部の特定理由離職者など)
離職年齢 |
被保険者期間 |
||||
1年未満 | 1年~5年 | 5年~10年 | 10 年~20年 | 20年以上 | |
30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | ー |
30~35 | 90日 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
35~45 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
45~60 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
60~65 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
~ハローワークインターネットサービス 基本手当の所定給付日数
これを見ると、被保険者として雇用保険を支払った期間が長い人ほど給付日数が多くなっていますが、60歳以上になるとぐっと減ってしまうのは少し割に合わない気がしますね。
まあ、このくらいになると子供も独立していて家計費もだいぶ落ち着いてきているということだからでしょうか。
それはいいとして、我が夫の場合、45~60歳でかつ20年以上にあてはまりますので、最高330日も給付してもらえる、ということになります。すごくないですか?1年近いですね。
夫の場合は、①【自己都合退職】一般の離職者の場合になりそうだというので、次の表によりますね。
表.自己都合退職の場合等の給付日数
被保険者であった期間 | |||||
1年未満 | 1年以上 5年未満 |
5年以上 10年未満 |
10年以上 20年未満 |
20年以上 | |
---|---|---|---|---|---|
全年齢 | ― | 90日 | 120日 | 150日 |
150日間もらえることになります。
もちろん、この間ハローワークに通い求職活動をしなければならないわけです。
支給日数はありがたい長さなのはわかりました。
が、問題は、その金額ですよね。
失業手当の日額は次の計算式で決まるそうです。
基本手当日額 = 賃金日額(退職前6カ月の賃金合計÷180) × 給付率(50~80%) |
これだけ見ると、夫などはそもそも今の賃金日額がそれ相応に高いから、結構もらえそう♡と思っていましたら、そうそううまくはいかないものです。上限額が決められているのです。
基本手当上限日額:7,177円8,355円 |
150日フルで失業手当をもらえば、合計2,368,410円1,253,250円もらえます。
ひと月当たり7177円8,355円×30日=215,310円250650円 です。
失業手当から払う必要があるものを調べてみた
失業手当といっても満額そのまま受け取れるわけではないですよね。
現在、夫の給与から天引きされている項目は、所得税、住民税、健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、雇用保険料がありました。
それぞれについて、見てみたいと思います。
所得税
所得税については、失業期間は非課税とのことです。
0円ですね。
住民税
住民税は、前年度収入分にかかるものを翌年後払いで払うシステムになっているとのことですので、今年の収入分に対してのものを来年度に払うことになりますね。
現在、夫の給与から引かれている住民税は約55000円なので、来年度も同程度支払う必要がありそうです。
健康保険料
健康保険については、失業中は3つから選択できるとのこと。
①退職前の健康保険を任意継続する(2年間まで)
➁国民健康保険に加入する
➂配偶者の健康保険に扶養として入る
我が家の場合、私が働いていないので➂は無いです。①と➁どちらがいいのかちょっとわからないのですが、今回は①の場合として考えてみます。
ちょうど、夫の会社の健康保険組合のHPで任意継続の場合の保険料を試算するページがあったので、そこで試算してみました。
健康保険任意継続 51,330円 でした。これは、現在払っている健康保険料のほぼ倍ですね。
在職中は、半分会社が払ってくれているということです。
介護保険料
こちらも、夫の会社の健康保険組合のHPで試算できたのでやってみました。
介護保険料 10,384円 でした。
こちらも現在払っている介護保険料のほぼ倍額です。会社が半分負担してくれている、ありがたいですね。
国民年金保険料
今まで厚生年金の場合、第三号である私の保険料は払わずに済んでいましたが、退職後は国民年金保険料を払う必要があります。
国民年金保険料 16590円/人とのことですので、二人分で33,180円 です。
雇用保険料
こちらは、働いていないので O円ですね。
払う必要がある総額は?
結局、我が夫が今年末で退職した場合、失業手当から払う必要がある総額は次のとおりです。
住民税+健康保険料+介護保険料+国民年金保険料
=55,000+51,330+10,384+33,180=149,804円
ちょっと待ってくださいよ!
失業手当がひと月当たり215,310円 250,650円ですよね。
ということは
215,310円250650円ー149,804円=65,506円100,846円!!
残るのは、たったこれだけです!
結局手取り半分以下です!
夫、
辞めたら半年近く失業手当出るから、その間にゆっくり仕事探すさ。
なんて言っていたけれど、半年このくらいしか手取りが無いとすると、かなり厳しいぞ(>_<)
就職促進給付というものがあるらしい
ちなみに、夫が早期退職制度で退職した場合、失業手当が330日150日給付されるとは言いましたが、早めに再就職した暁には、就職促進給付というものを受けられるらしいです。
・支給残日数が2/3以上ある場合:失業手当の残日数の70%の金額 ・支給残日数が1/3以上ある場合:失業手当の残日数の60%の金額 |
これは、なるべく早く再就職をしてもらうための策ですね。
よく読むと、一定の日額に上限額ありとのこと。6,190円なそうです。
例えば、失業1か月後に再就職した場合、夫の場合、1,507,170円!
これはすごい!ほんとですか?
120日残した場合、519,960円かな?
このあたり、ごちゃごちゃ色々書いてありますので、難しいですね。ちょっと自信ありません(^^;
どっちにしても、再就職は早くしてもらった方が良さそうですね。
今日は、ここまで。続きについては、まだ後日書いていきたいと思います。
*以上、素人試算ですので、計算ミス、誤解などあるかもしれませんのでご容赦願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
テキトー主婦のMollyでした。
*素人の意見ですので、実施の判断はご自分の責任でお願いします。
*本ブログの免責事項をご確認願います。
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