こんにちは。テキトー主婦のMollyです。
ひな祭りも過ぎたと思ったら、めっきり暖かくなってきましたね。
今日は、関東では20度超えるそうですよ。
慌ててスプリングコートを出しています。
さて、今年の1月に、私『ファイナンシャル・プランニング検定』を受けたんですね。
先日、”2級ファイナンシャル・プランニング技能士”の合格通知をいただきました♪
独学で、コツコツと3級から受験し、今回2級合格。
今日は、そのことについて書いていきたいと思います
ファイナンシャル・プランニング検定とは
ファイナンシャルプランナーって言葉、よく耳にすると思うけど、どんな人なんでしょう?
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
~日本FP協会HPより
これによると、人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導くこと、それがファイナンシャル・プランニングなんですね。
家計見直しなど節約だけではなくて、夢をかなえる、ってところがよくないですか?
このファイナンシャル・プランニングには資格があり、その国家資格が「FP技能士」です。
この国家資格が誕生するまでの歴史には次のような経緯があったようです。
1988年 | 厚生労働省が「金融渉外技能審査」という公的資格試験を実施(FPの前身) |
1993年 | 日本FP協会(民間団体)がCFP資格試験を開始 |
1999年 | 日本FP協会がAFP資格試験(民間資格)を開始 |
2002年 | FP資格がFP技能士として国家資格となる |
FP技能士には1~3級のランクがあり、一般的に職業として有効になるのは2級からということなんですね。
ただし、2級を受験するには受験資格があり、
①3級FP技能士の資格取得 ➁2年以上のFP業務実務経験 ➂AFP認定研修修了 |
のいずれかに該当することが条件なのですね。
金融機関、証券会社や保険会社、不動産会社などにお勤めの方は、2年以上実務経験があれば上記➁に該当するので、いきなり2級FP技能士を受けることが出来ます。
また、通信講座や資格取得スクールなどでAFP認定研修を修了すれば上記➂に該当しますので、前述のような専門職についていない人は、こちらを選ぶ方も多いかと思います。
が、私は、今回独学で①3級FP技能士の資格取得を経て、2級FP技能士を受験しました。
私が独学を選んだ理由
いやいや、単純にお金をかけたくなかっただけなんです(^^;
約20年弱、失敗を繰り返しながらも資産運用に取り組んできて、それなりに知識もついてきましたし、なんとなく
私もFP資格取れるかもしれないなぁ
と思いついたのが、約3年前、ステイホームが始まった年でした。
どうせなら世間に通用する2級を取りたいと思ったのですが、上記の例でいうと➁2年以上のFP業務実務経験は全くないし、一番最短で取れそうなのは➂AFP認定研修修了のルートだなあ、と思いました。が。
AFP認定某通信講座を受けるとすると、2級FP技能士講座は6万円もかかる!
ビジネスとして使うかどうかわからないのに、そんなにお金かけるのもな~。自分で勉強しようかな。
ということですね。特にもったいぶって書くほどの理由でもないですね(^^;
そんなこんなで、①3級FP技能士の資格取得のルートを選ぶことにしました。
私の勉強方法
3級FP技能士勉強法
それまで、資産運用については20年近い経験がありましたので、
テキストはいらないでしょ
なんて思ったので、2020年2月Amazonで注文したのはテキストを省いていきなり問題集でした。最新版はこちらですね。
3級FP技能士に合格するための勉強時間は、一般的に80~150時間と言われており、仮に1日2時間勉強なら2ヵ月~3ヵ月かかると言われています。
FP検定は年に3回、1月、5月、9月に行われます。
私は、頑張り過ぎないゆる~いテキトー主婦ですので、とりあえず5月検定は近すぎるということで、9月の検定に照準を合わせて勉強を始めました。
最初の2カ月は、問題集を寝かせたまま(^^;
まだいいか、と放置していました。
5月に入ったあたりから、週に1~2回ほど一日1~2時間くらいの勉強でのんびりと進めていました。気がのらないとか忙しいとか理由付けて全然勉強しない週もあったくらいです。
実際に取り組んでみると、それまで資産運用や保険の見直しは経験あるものの、税金、不動産、相続分野がさっぱりわからない!
でも、↑の問題集に別冊付属の解答解説集をテキスト代わりにして、なんとか知識を頭に入れることで対応できました。こちらの解答解説集は、要点を図解にしてくれているのでポイントがとてもわかりやすかったです。
7~8月は、少しピッチを上げ週に2~3回ほど一日2時間くらいの勉強で、↑の問題集を完遂しました。
このテキストだけでは過去問演習は足りないと感じ、最後の1か月はFP協会のHPに過去8回分の過去問と模範解答があるので、そちらの直近3回分を印刷して本番さながら解いてみたりしました。間違えた問題は、ノートに書き写したりして。そして同じ問題をもう一回解いて合格点が出るようにしました。
最後の1か月はそんな調子で週3~4回ほど一日2時間くらい勉強したと思います。
また、スマホに「FP3級一問一答」というアプリをインストールし、電車の移動時間などに解いたりしていました。でも、基本時々しか電車に乗らないので、これは言うほどやっていないです。
こんな感じで独学でトータルの勉強時間は80時間くらいかな、と思います。
そして、2020年9月の検定で無事3級FP技能士を取得しました。
独学で取得したことにより、勉強にかかったお金は2千円弱で済みました。
一回くじけるも・・・
が、3級FP技能士合格通知に同封してあったその後の資格のフローチャート見て、途方にくれました。
え!!1級FP技能士まではまだこんな長い道のりがあるの!?
どうせなら1級FP技能士をと思っていたので、ちょっとそこで気持ちが萎えてしまい、放置すること2年。それでも、税金や相続などの知識がついたから自分としては満足していました。
それが、2022年春からこのブログを始め、書くにつれ、
なんの資格もないただの主婦が言ってても信憑性ないかな~?
やっぱり、いっちょ、挑戦してみるか~!
という気になり、もういちど奮起して2級FP技能士に挑戦することにしたのです。
2級FP技能士勉強法
こうして2023年1月の検定を照準に、2022年の9月Amazonでこのテキストを注文しました。
2級FP技能士となると、ぐっと難易度が上がります。日本FP協会の2021年9月合格率は次のとおりとのこと。
学科試験 | 実技試験 | |
3級FP技能士 | 84.69% | 80.50% |
2級FP技能士 | 50.56% | 60.26% |
なので、今回は、ちゃんとテキストから勉強することにしたんです。
2級FP技能士に合格するための勉強時間は、一般的に150~300時間と言われており、仮に1日2時間勉強なら3ヵ月~5ヵ月かかると言われています。
私は、とりあえず上記のテキストを2022年9月から週2~3回、一日2時間ほど勉強しました。
3級FP技能士は、すべての分野において概要編という感じでしたが、2級FP技能士になるともう少し詳細な部分に入っていきます。
こちらのテキストには、インターネット上の解説動画を見る事もでき、検定試験に頻出する箇所はどこかを重点的に解説してくれるので、無駄な(!)勉強をしなくても済む構成になっています。
また、各単元ごとに学科試験に対応した問題演習があり、そこで自分の習熟度を測りながら進めていくことができました。
約2カ月かけてこちらのテキストを完遂し、末尾の実技模試を解き終わったのが2022年11月頃だったと思います。
一応、知識は入れた。
あとは問題を繰り返すだけだ。
ということで、2022月11月にこちらの問題集を注文しました。こちら↓は最新版です。
この問題集はTAC社の分析をもとに3回分の学科予想問題と1回分の実技予想問題が盛り込まれています。また別冊付録として、これだけは覚えておきたい内容が詰め込まれた直前つめこみノートがついています。試験当日、移動中の電車の中や試験会場での待ち時間で確認するのに役立ちました。
2022年12月に入ってからは、週3回、一日2~3時間ほど上記の問題集に取り組みました。
3回分の学科予想問題は、各4回ほど繰り返し解きました。
1回分実技予想問題は、2回ほど解きました。
こうやってみると、自分の得意分野、苦手分野が浮き彫りになります。わかってはいたのですが、私の得意分野はライフプランニングと金融資産運用、苦手分野は不動産、税金でした。
この期間中に保険、相続についてはだいぶ身についてきているのがわかりました。
年末年始の約2週間は全く勉強できなかったのですが、いよいよ検定試験まで2週間になってからは、週5回一日4時間ほど、やはりFP協会のHPで過去3回分くらいの過去問を入手し、本番さながら解いてみたりしました。答え合わせすると、どの回も午前、午後とも合格点を上回れるようにはなってきました。
ここまでで勉強時間は約200時間くらいかと思います。
ところで、ここに来てちょっと悩みが発生しました。
自宅で本番さながら時間をはかって過去問を解いていると、どうしても眠くなってしまうのです。
午前の学科試験問題は120分で60問あるのですが、120分中に気が付くと眠ってしまっている!!なんという緊張感の無さ(^^;
ま、本番になれば緊張しているだろうから、いくらなんでも寝ないだろう、と割と呑気に構えて、本番を迎えました。
いざ!本番
本番当日、余裕を持って試験会場に到着し、試験開始まで直前つめこみノートを開いて、いろいろな数字などを再確認しました。
まずは午前の実技試験スタート。
思ったより難しく、4問中1つを選択するのですが、2つまでは絞り切れてもどちらか確信がない!という問題が10問(60問中)くらいありました。悩んでいるうちに、1時間経過(制限時間2時間)。まだ半分の30問解けていない!25問くらいだったでしょうか。
そこからはスピードをあげて、わからない問題は飛ばして解いていき最後までいった後戻ってとりあえず解答しました。ここで注意しないといけないのは、回答用紙にズレて記載してしまうことです。問題用紙にも回答を記入しておき、最後の5分は転載ミスがないかを再確認しました。
午前試験が終わった時点では、ちょっと自信ないな~、という感じ。
お昼休みをはさんで午後の実技試験です。
私は、理系出身ですので割と計算問題は得意。
でも、やはり本番の実技は難しく感じ、悩むところもあり、半分の45分経過したころには40問中17問解き終わったところでした。
また、わからない問題をすっ飛ばして大急ぎで解いていき、なんとか終了。結果、時間が無くて2つくらい空欄で出してしまいました。
終了後、駅前のカフェでインターネットに出た午前の問題の解答速報で答え合わせ。大丈夫そうです。
夕方に出た午後の問題の解答速報でも答え合わせして、自己採点では合格していると思いました。
でも、急いでいたので、マークミスや、写し間違えが不安でした。
終わりに反省点など
無事2級FP技能士に合格できたので結果オーライではあったのですが、結構な反省点があります。
なにより、私の緊張感の無さです(^^;
さすがに本番では眠くはならなかったのですが、時間が足りなくて焦りました。
特に時間配分については、「大丈夫だろう」と高を括っていたので、ほとんど作戦を考えていませんでした。
こまめに時間をチェックして、25分で15問とか目安時間を決めておくべきでした。そして、わからない問題は悩まず飛ばす!これを徹底すべきでした。
あと、実技問題については、得意問題からまずは着手した方が良かったと思いました。苦手なところは残った時間でゆっくりと考えるのが良いと思いました。そして、わからなくても、最後は何かしら解答を書く、これ大事ですよね。
もし、これから受ける方には、時計の持参と昼食の持参をお勧めします。
受験会場は大学の講義室が多く、時計がない事が多いです。幸い私は腕時計をしていましたが、隣の席の方は持っていなかったようで、時折試験官を呼んで時間を聞いていました。
また、近くに飲食店があまりない場合もありますので、昼食は最初から持って行った方がいいかな、と思います。
私は、昼休みにどこか食べに行けばいいや、と安易に考えて何も持たずに行ったのですが、会場付近の飲食店はどこも長蛇の列で入れず、結局コンビニでカロリーメイトのゼリー飲料を購入し、それを会場外のテラス席でチューチュー飲んだだけになってしまいました(^^;
ちなみに、会場内では飲食禁止のようです(蓋つきのペットボトル飲料のみ可)
私の会場は、大学構内のテラス席や外のベンチで食べている方が多かったのですが、これ、大雨だったらどうするんでしょう??
そのあたりは事前に調べておくべきでしたね。
このあたりも緊張感に欠ける(^^;
あまりのテキトーぶりに、我ながら反省です。
さて、これらが勉強に使用したテキスト類です。この3冊で3級FP技能士、2級FP技能士ともに取得しました。独学で取得したことにより、勉強にかかったのはテキスト代だけですので、3冊で6千円かかりませんでした。
とはいえ、時間、期間としては結構かかりましたので、
◆少しくらいお金がかかってもなるべく最短で2級FP技能士を取得したい方
◆教育訓練給付制度対象の方
などは、➂AFP認定研修修了のルート、つまりAFP認定の通信講座や資格取得スクールにて勉強した方が良いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
テキトー主婦のMollyでした。
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