こんばんは。テキトー主婦のMollyです。
近頃、線状降水帯による大雨の被害が尋常じゃないですね。
皆さんの地域は大丈夫でしたか?
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
さて、2000年に結婚してから、最初は夫婦で医療保険に入っていました。
子供が生まれてからは、
「若いうちに入った方が保険は得!」という通説もあり、長い人生に役に立つ医療保険を子供たちにプレゼントできたら、と思いすぐに医療保険に入れました。
でも、そのうち
一年間で結構な額の保険料払っているよね?
その分、資産運用に回した方が良くない?
ということになり、我が家ではそれまで入っていた保険のおおかたをやめ、その分の費用を資産運用に回すことにしました。
今日は、我が家の保険事情の歴史について、赤裸々に書いていきたいと思います。
過去の我が家の保険加入状況
2000年に結婚して2002年に長女、2006年に長男が生まれました。
第一子が生まれてすぐから、保険について考え始めました。
特に、医療保険については、
若いうちに入ると保険料が安くなるよ
と私達の親世代の助言を受け、夫婦、子供ともに終身保険に入りました。
例えば、2009年7月の我が家の保険加入状況はこんな感じでした。
夫 | 生命保険(死亡保障 3000万円) | 5,637円/月 |
医療保険 | 4,412円/月 | |
がん保険 | 3,256円/月 | |
団体医療保険 | 210円/月 | |
私 | 生命保険(死亡保障1000万円、貯蓄型) | 5,407円/月 |
医療保険 | 3,200円/月 | |
子 | 医療保険(終身) | 2,207円/月 |
2人分 | 県民共済 | 2,100円/月 |
保険料合計 | 26,424円 |
当時も、夫勤務先の団体保険などを活用したり、共済などに加入したりで、保険料はかなり抑えていたので、4人家族でこの合計額は割と少ない方かもしれませんね。
それでも、子供用の医療保険は0歳から入っていましたから、そんな早くから入る人はあまりいないかもしれませんね。なお、当時から学資保険には加入していません。
これで我が家の保険に掛けるお金は1年間に総額317,088円!
それぞれの医療保障は、どれも入院日額5000円程度、手術1回10万円程度の保障低めの物に加入していました。
結局、医療保険から受けた恩恵は・・・
幸いなことに、子供たちも健康で特に大きなけがもなく、これまで一度も保険請求に至ったことはありません。
夫も保険を使うような病気、けがもなし。
私だけ、2013年にある手術で入院し、当時加入していた医療保険から保険金をもらいました。
そこの収支を計算してみようと思います。
◆病院支払い 221,720円
◆医療保険金 210,000円
病院に支払った金額のほとんどを医療保険でカバーできました。よかった~、と思っていたんですが・・・
でも、その後保険見直しに着手した2015年9月に、それまでの医療保険料として保険会社に支払った総額を計算してみて愕然としました。
◆支払い総額 38,400円/年間×14年間=537,600円
ん?!もらった額より払った額の方が全然多い!?
2015年9月 医療保険をやめてみた
ちなみに、一度も医療保険を利用したことのない子供の分でそれまで支払った保険料を計算してみました(2015年9月時点)。
(長女)25,884円/年×12年間=310,608円
(長男)25,800円/年× 9年間=232,300円
二人合わせて50万円以上も払っていたんです。
また、生命保険を除く医療保険部分のみ夫の分も計算してみました(2015年9月時点)。
94,536円/年間×14年間=1,323,504円
そして、2015年9月までに我が家で払ってきた医療保険の総額(2001/10~2015/9)を計算してみると
537,600円(私)+310,608円(長女)
+232,300円(長男)+1,323,504円(夫)
=総額2,404,012円!
それに対して、もらった保険金は私の1回の手術、入院分の210,000円しかなかったわけですから、掛け捨てた保険料の額に驚きました。
はい、わかっています。幸運にもみんな健康で、幸運にも大きなケガもなく、本当にラッキーだっただけだということは。
保険というものは安心を買うものですからその間の安心料である、ということなんですよね。
でも、それにしても安心料として、家族全員で約14年間ではありますが、200万円以上も掛け捨てていた、って・・・あまりにももったいないと思ったのでした。
そこで、2015年10月、我が家は医療保険をほとんど辞めました。
(もちろん、その時点で自由になるお金が100万円以上ある、という前提は必須です。やめた途端急に誰かが入院、なんてことになったら困りますからね。)
そもそも、医療保険って個人個人に掛けますよね。一人一人の月当たりの保険料は、それほど大きくないように見えますが、家族4人となると結構な額になります。
でも、家族のうち2人以上がいっぺんに病気になるとかケガをするという確率って、どのくらいあるんでしょう?
ちょっと、データが無いのでよくわかりませんが、感覚的に周りを見てもそんなに多くないような気がしますし、だったら、「医療費」という枠で家族全員分をざっくりと貯めておいて、家族のうち誰かが入院したり手術したりする際は、その中から使う、というようにしておけばいいのではないかと、そんな結論に至りました。
もし、幸運にも医療に使わないで済んだなら、ほかの使い道もありますしね。
医療保険をやめて浮いたお金で資産運用
そんなわけで、浮いたお金約16000円/月を資産運用に回すことにしました。
金額として少し中途半端ですので4000円たして合計20000円を、2015年10月から、夫のセゾン投信口座で積立を開始しました。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを5000円、セゾン資産形成の達人ファンド
を15000円という金額で積み立てました。
それからというもの約7年間、これまた幸運にも家族4人とも誰も手術も入院もしなかったので、投資金額160万円ほどは約1.4倍に増えて約220万円に育っております。
このまま同じペースで積み立てていけば、医療保険に入って居なくても医療費で破綻するリスクは低いかなと思っています。高額療養費制度もありますしね。
ちなみに、生命保険はそのまま残しています。
長い人生に役に立つ医療保険を子供たちにプレゼントできたら?
ちなみに、最初に抱いた「長い人生に役に立つ医療保険を子供たちにプレゼントできたら」という想いについて。
医療って日々進化していて、入院してするしかなかった手術も日帰りでできるようになったり、ということもあり、医療保険の方も年々進化していってるんですよね。
昔は、医療保険の入院給付も5日以上からだったものが1日目から出るようになったり、先進医療用の保険が出たり、ということもありますので、それに対応するためには、数年おきに見直しして移行していく必要があることを実感したんです。
ちょっと、めんどくさいですよね(^^;
そんなわけで、私はとりあえず金融資産として持っておくことを選びました。
あとは、そのあたり子供たちにどう受け継いでいくかを追々考えていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^)
テキトー主婦のMollyでした。
*素人の意見ですので、実施の判断はご自分の責任でお願いします。
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