こんにちは。テキトー主婦のMollyです。
最近、TVを見ていると新NISAのニュースが多くなりましたね。
それもそのはず、来年から始まる新NISAは、お得なだけでなく、実は日本政府からの
「今後お金のことは、もう自分でなんとかしててね」
というメッセージでもあるようにも思えます。
今日は、そのあたり深堀りしてみたいと思います。
親世代とこんなに違う!私達を取り巻く経済状況
私が就職した1990年代初めごろ、日本の経済状況は現在とは全く違っていたんですね。
なにげなく過ごしているとあまり気が付かないかもしれませんが、この辺で一度おさらいしてみたいと思います。(Mollyざっくり調べ)
1990年 | 現在 | |
日経平均株価 | 24,000円台 | 30,994.67円(10/6終値) |
為替 | 1ドル=150円付近 | 1ドル=148.50円(10/6終値) |
消費税 | 3% | 10%(2019年~) |
定期預金金利 | 4~6%台 | 0.002%(みずほ銀行) |
平均給与(厚生労働省調べ) | 463.7万円(1990年) | 433.3万円(2018年) |
こうやって見てみると、驚くのは定期預金の金利が当時6%もあったことですよね!
就職する時、親に
「定期預金だけちゃんとしておけば間違いないから。」
なんて言われましたけど、確かにこの時代はそういう認識が一般的だったんですよね。
ところが、現在は定期預金に100万円預けていても1年で数十円の利息しかつきません。
加えて消費税は当時の3%から10%にまで上がってしまっているし、平均給与は全然上がっていないんですから、
当時の認識のまま、何も対策とらないでいたらどんどん貧しくなっていっちゃうんですよね。
じゃあ、いったいどうしたらいいの?
ということなんですよね。
資産所得倍増計画に乗っからないと!
そこは日本政府、
「仕掛けは用意したから、自分で頑張ってね!」
というところが、NISAでありiDeCoであるわけなんです。
そして、更に、昨年から日本政府で取り組んでいる「資産所得倍増元年 – 貯蓄から投資へ」という「資産所得倍増計画」の一環として用意されたのが、来年から始まる新NISAなんですね。
ここで、その「資産所得倍増計画」での調査結果を見てみましょう。
まず「資産所得倍増計画」での調査結果の中から、日米英の家計金融資産構成を見てみます。
~資産所得倍増に関する基礎資料集 (令和4年10月内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局)
日本では、こんなに預貯金にお金がダブダブなんです。
すごくもったいないな、と思います。
そして同じく「資産所得倍増計画」での調査結果の中から、NISA口座の開設状況を見て見ます。
~資産所得倍増に関する基礎資料集 (令和4年10月内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局)
約1年前の情報ではありますが、開設可能な人の中で約2割くらいの人しかNISA口座を開設していないことになります。
この調査結果から1年経過していますが、ここからどのくらい増えているのでしょうか。最近の新NISAニュースを見聞きして、開設し始めた人も多いかもしれませんね。
それにしても、まだまだNISA口座開設の潜在人口はこんなにいる、ということに驚きました。
この機会に、「資産所得倍増計画」に乗っかること、まずはNISAを始めることからスタートしてみるのがいいのではと思います。
NISAスタートアップサポーターしています
同じく「資産所得倍増計画」での調査結果の中から投資意欲に関するこんなアンケートがありました。
~資産所得倍増に関する基礎資料集 (令和4年10月内閣官房 新しい資本主義実現本部事務局)
「アドバイスを受けることでリスク性金融商品を購入したい」という人が全体の約25%強、「わからない」という人もわかりやすい解説を受ければ「購入したいと思う」に変わる可能性は大きいと思うのです。
ということで、私、今年FP2級とAFPの資格を取得してからというもの、友人知人を中心に、また、そこから派生した方達に、NISAスタートアップサポートをしています。
これまでサポートした方達の内訳は、こちら。
60代 | 1名 |
50代 | 12名 |
40代 | 2名 |
20代 | 1名 |
合計 | 16名 |
ほとんど女性ですが、50代12名のうち1名は男性です。
これまで資産運用したことがなく、スマホを利用するのもSNSやネットで調べものをしたり動画を見たりするくらい、といった方がほとんどでした。
皆さん、
NISA是非やってみたい!!
という意欲のある方たちばかりだったのですが、実際サポートしてみると、なかなかNISAをスタートできない理由が明らかになっていきました。
<理由> ◆どの証券会社でNISA開設したらいいかわからない ◆開設中にきかれる質問の用語の意味がわからない ◆一般NISA、つみたてNISAのどちらにしたらいいかわからない ◆どの金融商品を選んだらいいかわからない ◆どのくらいの金額を積み立てたらいいかわからない ◆資金の引き落し方法をどれにしたらいいかわからない 等々。 |
実は意外にも結構手こずる方が多かったのが、マイナンバーカードの読み取りだったりしました。
あとは、開設中にエラーが発生してもなかなか解消できない、ということもままありました。
そこで、私のNISAスタートアップサポートでは次のステップでサポートしていまきました。
<STEP1 証券会社選定サポート> 普段のライフスタイル(貯めているポイントやリスク許容度、IT習熟度、金融知識を確認しながら)から、その方に適した証券会社を選定します。 |
↓
<STEP2 証券口座NISA開設サポート> 実際にお会いして、またはLINEのやり取りにて、一画面一画面確認しながら、<STEP1>にて選定した証券口座にてNISA開設をサポートします。 初心者がつまづきやすいポイントでは、あらかじめアドバイスを交えながら、実際の開設完了までをサポートします。 |
↓
<STEP3>金融商品選び、設定サポート 実際にお会いして、またはLINEのやり取りにて、金融商品選びのリスクやポイントやコツを解説しながら、ご本人に金融商品を選んでいただきます。 積立金額や積立頻度の考え方、資金の引き落とし方法の選び方なども説明しながら、積み立て設定完了までサポートします。 |
前述した<理由>のどこかしらで引っかかっても、対面で、またはLINEにてその都度サポートしていきましたので
Mollyさんに手伝ってもらわなかったら、自分一人ではとてもNISAを始めることはできなかったわ!ありがとう!
と、とても喜んでいただきました。
サポートさせていただいた方がその効果を実感するまで数年はかかると思うのですが、その時のその方の笑顔を思い浮かべると、とても幸せな気持ちになります。
まずは、自分の周りからNISAスタートアップサポートを展開していく予定ですが、ゆくゆくは範囲を広げて友人、知人関連に限らず広くサポートしていければと思っています。
高校を卒業したらNISAスタート!が定着する世の中に
前述の「資産所得倍増計画」での調査結果で注目したいのは、20代の約50%が「アドバイスを受けることでリスク性金融商品を購入したいと思う」ということ。「わからない」約24%と合わせれば、4分の3の人は今後投資、資産運用を始める可能性があります。
私達のようなもうすぐ年金、という世代よりも、20代、30代といった若い人たちこそ、「資産所得倍増計画」の必要性は高い、と思うのです。
なお、NISAは18歳になった翌年の1月1日から口座開設が可能です。
つまり、高校を卒業したらみんな始める!こんな風になっていけばいいな、と思います。
つみたてNISAなら100円から始められますし、高校卒業して就職する人はもちろんのこと、進学する人でもたいていの人はバイトしますよね。
その中から千円、2千円でもNISAで積立を始めて、就職したり昇給したりしたら積立額を増額していく。
そうすることによって、若い人たちの未来に資産を築くことによって、夢がかなう一助になるのではないでしょうか。
いずれは、そんなサポートもできたらいいな、と、私の夢も広がっていくのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
テキトー主婦のMollyでした。
*素人の意見ですので、実施の判断はご自分の責任でお願いします。
*本ブログの免責事項をご確認願います。
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