こんにちは。テキトー主婦のMollyです。
先日、20歳になった大学生の息子宛てに「国民年金のお知らせ」が届きました。
ご存じの通り、「日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の全ての人は、国民年金への加入と保険料の納付が法律で義務付け」られているんですね。
これは大学生といえども例外ではなくて、原則的には二十歳になったら国民年金保険料を払い始めないといけないんですよね。
でも、これ、世間の大学生はどうしているのかな〜と調べてみました。
大学生の国民年金保険料支払いの実情
厚生労働省の統計データ(国民年金保険料の納付状況調査など)ではこんな感じになっているみたいです。
1. 「学生納付特例制度(学生特例)」を申請する:約60%
一番多いのがこれ。「今は学生で収入がないから」と申請して、支払いを社会人になるまで猶予(先送り)してもらう方法です。(猶予期間10年間)
2. 親が代わりに支払う:約25〜30%
親が代わりに納付してあげているパターンですね。およそ4人に1人くらいがこれを選んでいるみたいです。
3. そのまま放ったらかす(未納放置):約7〜8%
「よく分からないから」と放置しちゃうケース。実は、13〜14人に1人は未納のままになっちゃってるみたいです……。
我が家の選択とその理由
で、我が家がこの中からどれを選んだかというと……娘の時もそうしたので公平性を取ったのもあるし、今回も「親(父親)が代わりに支払う」 にしました。
↓娘の時の話です

年金なんて、自己責任でしょ。あとで自分で払えばいいし、払わなかったら損するのは自分なんだから自業自得。
という考えもありますが、我が家でなぜ「学生特例」で後回しにせず親が払ったかというと、理由は2つあります。
①学生特例を選んでも、現実には追納する人が2〜3割しかいないらしいから!
学生特例って国民年金保険料がタダになるわけじゃなくて、あくまで「後で払ってね」という先送りなんですよね。
でも、若い時に「老後のため」と言われてもピンとこないですよね、わかります。社会人になったらなったで日々の生活で手一杯になっちゃって、実際は7〜8割の人が追納しないまま追納期限を迎えてしまうみたいなんです。
そうすると、払わなかった期間分の年金はもちろんしっかり減っちゃうんです。
例えば、大学時代の2年間分(24ヶ月)を追納しないまま放置してしまうと、将来もらえる老齢基礎年金が約5%【年間で約4万円(現在価値)】一生涯減額されてしまう計算になります。これ、65歳から例えば90歳までの25年間で考えると、トータルで約100万円も減っちゃうことになるんですよね。4月生まれの人なら約3年分なので約7.5%減、大学院まで行ってその間ずっと学生特例で追納もしなかったら10%以上減ということになります。
恥ずかしながら、そういう私も実は、「学生特例を使っても後から追納できる」という仕組みを知らないまま(聞いていても老後にまで意識が回らず抜けていたクチです💦)追納せず、学生期間の分がすっぽり抜けたままになっちゃっているんです。
FPの勉強をしてからその事実を知って、「えぇ…知らなかった、ショック…」とかなりガッカリしまして💦。
だからこその反省と、FPとしてのちょっぴりの責任感もあって、我が子たちの分は未来へのプレゼントという意味も込めて親が代行払いすることにしました。
②実は本当はこれが本音なのですが…… 親が今払った方が『社会保険料控除』でしっかり節税できるから!
ある程度収入が高い親が代わりに払う方が、世帯全体で払う税金(所得税・住民税)がガクッと安くなって断然お得なんですよね。前納割引もきくので、すっかりお得感に惹かれちゃいました。この場合、収入の多い方の親が払うのがポイントですし、年末調整か確定申告で申告する必要があります。
この節税効果については↑の娘の時の話のところで書いていますので、気になる方はご覧ください。
(※扶養している子の年金を親が払っても「扶養の範囲内」なので贈与税はかからないそうです。 ただし子の口座に現金で渡すのではなく、親の口座やクレカから直接払うのがポイントです。)
未納放置が絶対にNGな理由
ここで一つだけ「これだけは気をつけたいよね」と思うのが、3つ目の「そのまま放ったらかして未納放置(約7%)」です。
一見、学生特例と同じ「今払っていない」状態に思えますが、実は中身のリスクが全然違うんですよね。そのリスクは次のとおりです。
① 万が一の事故や病気で「障害基礎年金」が受け取れなくなる
未納期間中に発生した事故や病気で障害が残っても、国の障害基礎年金がもらえないんです!(※学生特例さえ申請しておけば、ちゃんと受け取れます!これが一番大事!)。
②将来もらえる老齢年金の額が減る
これは、先ほど学生特例で追納しなかった場合と同じですね。
③後から遡って払える期間が「2年」しかない
未納でものちに申請して払える部分があるのですが、それが2年間しか遡れないようです。学生特例なら10年間です。
どれを選ぶかはご家庭次第ですが、親の代行払いはしないという場合でも、お子さんの万が一の安心を守るために学生特例の申請だけはしておいた方がいいですね。
少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございます(^^)
テキトー主婦のMollyでした。

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